産業廃棄物

廃棄物処理法に関する法令遵守は、排出事業者および処理業者にとって極めて重要です。違反が発覚した場合、企業は重大な法的リスクや経済的損失を被る可能性があります。特に、廃棄物処理法は厳格な規制を伴い、違反した場合には重い刑罰や行政処分が科せられるため、早急な対応が求められます。

当事務所は、廃棄物処理法に関する事案を多く扱い、豊富な経験と専門知識を有しています。企業の法的リスクを最小限に抑えるための具体的なアドバイスや、適法な運用方法の提案を通じて、クライアントの法的トラブルを迅速かつ適切に解決してきました。

廃棄物処理法に違反する行為が疑われる場合、あるいは適法な運用について疑問が生じた場合は、ぜひ当事務所にご相談ください。精通した弁護士が、企業の実情に即した法的助言を提供し、行政機関との協議や内部体制の整備をサポートします。早期に適切な対応を行うことが、法的リスクを回避し、企業の信頼性を向上させることに繋がります。
 

１　廃棄物処理法の概要

(1)　廃棄物処理法とは何か

(2)　廃棄物処理法遵守の重要性

２　廃棄物の概念

(1)　「廃棄物」とは何か

(2)　廃棄物と有価物の区別―総合判断説－

(3)　一般廃棄物と産業廃棄物

(4)　産業廃棄物の種類と具体例

３　排出事業者責任について

(1)　排出事業者責任は極めて厳格

(2)　産業廃棄物の処理を自ら行わない場合

４　報告徴収、立入調査、改善命令、措置命令

(1)　報告の徴収

(2)　立入検査

(3)　改善命令

(4)　措置命令

５　事業の停止、許可の取消し

(1)　趣旨

(2)　必要的許可取消（必ず許可が取り消される場合）

(3)　任意的許可取消（都道府県知事等の裁量により許可が取り消される場合）

(4)　事業の全部又は一部停止

６　欠格要件

(1)　内容

(2)　欠格要件一覧

(3)　欠格要件該当性が特に重要となる事項

(4)　欠格要件に該当したときの対応

７　両罰規定と必要的許可取消

(1)　両罰規定とは

(2)　両罰規定に該当した場合の必要的許可取消の怖さ

(3)　両罰規定に該当して必要的許可取消の対象とされる違反行為の例

(4)　役員等の違法行為と必要的許可取消と両罰規定の関係

８　近時の廃棄物処理法の改正

(1)　適正処理の推進

(2)　雑品スクラップ対策

(3)　親子会社による一体的処理の特例

９　当事務所の産廃トラブルへの対応

(1)　廃棄物該当性に関する相談・解決事例

(2)　欠格事由に関する相談・解決事例

(3)　役所に提出する報告書に関する相談・解決事例

(4)　廃棄物処理法違反の事実が判明した際の対応に関する相談・解決事例

(5)　その他、当事務所がこれまでに扱った案件の一例

１０　廃棄物処理法に関する主な判例

(1)　野積み不法投棄事件

(2)　委託処理基準刑事事件

(3)　野菜くず事件

１１　廃棄物処理に関する「よくあるご質問」

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